2015年4月にカザフスタン・Khabar TVで放送された歌のコンテスト番組
【7 SONGS】会話部分の書き起こし
※7 SONGSは、有名歌手の曲をそれぞれピックアップし、自分の解釈を加えてアレンジして歌うと言う趣旨のコンテスト番組。
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↓ 動画 Khabar TV公式サイトより
ディマシュの主な登場シーンは1時間4分過ぎあたりから。
以下書き起こし
D:僕たちはこの抒情的な歌を、今まで皆さんが聴いていたのとは違ってロックのスタイルに少し変えたので、非難されるかもしれません。
ロックは歌ったことがないので、正直言うととても難しいです。
女性:メロディーをこんな風に変えようか。
D:怖いです。それと、自信もあります。
どのパフォーマーもステージに立つ前は怖いという感覚と、エキサイトする気持ちがあるはずです。
もし歌のパフォーマンスをする前にそんな気持ちがないというなら、
それはその人が十分な責任を持たないということです。
勿論、明日のパフォーマンスが、準備したとおりにステージでできるかどうか心配していることは認めますよ。
この状態を克服して、僕の芸術を披露しますよ。
【歌の後】
MC:この曲は君の声に合っていると思う?
D:合っているかどうかはわかりませんが、20歳の僕たちのような若い歌手がMeirambekさんの曲を歌うには大きな心が必要だと思います。
正直に言うと、僕も心配していました。
MC:Tokhtarさん、Dimashはこの挑戦をこなしたと思いますか?
Tokhtar:こんな風に変えるのなら、この曲を選ばない方が良かったんじゃないかな。でも、これをオリジナル通りに歌うんだったらきっと素晴らしかった思うよ。と言うのも君の声には驚いたからね。
君は将来Meirambekのようなメガスターになると思っているよ。
カザフ全土のメガスターになれることを祈ってるよ。
D:有難うございます。
MC:Maira Mukhamedkyzy、Dimashのこの曲は良かったですか?
Maira:驚いたわ。彼は1曲を3つの声で歌ったわね。
最初はエストラーダ、次にディープヴォイス、そして上げていって最高潮に持っていったわね。
Erik Kurmangaliev の再来のようだったわ。
男性歌手でこんな声で歌えるなんて、神様からのギフトよね。
これは稀にみる才能よ。素晴らしいわ。
いつかDimashとデュエットしたいわ。
D:今日は眠れないです。本当に有難うございます。とてもハッピーです!
MC:今やる?
Maira:Dimash、どの曲がいい? 合わせるわよ。
<Daididau>
MC:Altynbekさん、あなたのご意見は?
Altynbek:どう言ったらいいかな。君はこのプロジェクトのスターだよ。
Mairaさんも言っていたが、君の声域は2.5オクターブでソプラノまで達しているようだ。芸術の道を歩んで行って欲しいよ。
今日の曲は完璧で君の美しい所を見せてくれたね。有難う。
MC:Maira(前述と別の審査員)さん、Dimashの演出はMeirambekさんを越えたと思いますか?
D:そんなはずはないですよ。
Maira:君はこの曲を“Dimash スタイル”で歌ったわね。
このプロジェクトではパフォーマンスはオリジナルのままではいけないということだと理解しているんだけれど、君は完全にその規定を満たしているわ。
(オリジナルと)比べる必要はないのよ。
Meirambekは違う歌い方、Dimashは彼独自のね。
MC:Ms. Saltana、Dimashは様々なコンペティションに出ていますが、彼はこのプロジェクトで勝てると思いますか?
Saltana:私は1曲の中に君の全ての声を入れる必要はないと思っているわ。
広い声域を持つ歌手にある問題は"1曲に全部を入れ込もうとすること"ね。
みなさんおっしゃったことに加えると、コントラアルト、ソプラノ、ミックスボイス、ファルセット…。
君は1曲に君ができる“全部”を入れたわ。
そのせいで何かを失ったと思うわ。君についての歌になっちゃったのね。
歌本来のものはどこかに行っちゃったのよ。
パフォーマンスがどこかに行っちゃったの。わかる?
だから私はあまり良くなかったと言うわ。
D:ありがとうございます。
MC:Meirambekさん、Dimashのパフォーマンスはどうでしたか?
Meirambek(この歌のオリジナル歌手):この曲の評価については僕は分からないけど、人々がそれぞれに評価するでしょう。
僕はDimashに"おめでとう"と言いたいね。
今日は彼の大事な勝利の日だよ。
Mairaさんが彼とデュエットしたいとおっしゃったというのは素晴らしいことだ。
素晴らしい思い出になるよ。成功を祈るよBrother!
D:ありがとうございます。
(Kinalama歌詞抜粋:和訳)
作曲:L. Zholdasov
作詞:R. Zaitov
オリジナル歌手:Мейрамбек Бесбаев/メイランベック・べスバエフ
僕の大切な人 どうしてそんなに僕を責めるの
全て僕が悪いなんて思わない
運命なんだ
この運命を受け入れよう
沈黙は人生の決め事なのか
この夢を歌にのせて
君を愛することで僕の心は傷つく
別れを告げる時涙が止まらなかった
-中略-
愛は人生を導く光だ
そして素晴らしい未来を夢見る