ディマシュ・クダイベルゲン/ Dimash Qudaibergen  

ディマシュ ジャパン ファンクラブ/Blog by Dimash Japan Fan Club

【書き起こし】Part2/ディマシュ ミッション"Daididau"

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◆本記事は、

Eurasiaファンクラブのメディア制作部門DK Media Worldによる、Dimashの歌手2017<Daididau>を支えた人達のエピソード動画/Part2の、日本語書き起こし(許可済)です。

Part1はこちら↓

dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com

◆”歌手2017"のディマシュのパフォーマンスのためにカザフスタンから中国にやってきたサポートチームの"中国での思い出話"

◆オリジナル動画(約14分40秒)は日本語書き起こしの末尾にあります。

 

以下 日本語書き起こし

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Maira Ilyassova(KazNUI/KazNUA:カザフスタン国立芸術大学: 伝統音楽学部長):

私達代表団が到着した時、この番組の制作の方々からとても親切な歓迎を受けましたのよ。

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私達の為にと、とても大きくて美しいアパートをご用意下さっていましてね。

どうやらDimashが"自分の先生が来る"と伝えていたようなのです。

中国のDimashチームに、まるで光栄なことのように歓待して頂いて、とても嬉しく思いましたの。

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Sadzhana Murzaliyeva(KazNUI“伝統音楽民族楽器” 学部 講師):

私達は<歌手>に出演する為に、長沙までウルムチ経由で2度のトランジットをしなければなりませんでした。

とても長い道のりでした。

でも、到着した時にはとても温かい歓迎を受けたんですよ。

その頃は既に中国に"Dimashのファンダム"が出来ていたんですよね。

"どうして彼女たちはこんなに早くいろんなことを把握できるんだろう"とビックリしました。

もうすっかりファンのすばらしい応援体制ができていたんです。

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なにが驚きかと言うと

"私達ですら詳細は分かっていなくて昨日分かったようなこと"でも、彼女たちは知っていて、空港でバナーを持って歓迎してくれたんですよね。

私達はものすごく驚いたんですが、すぐに(番組の人達に)"誰にも知られてはいけないかのような感じ"で連れて行かれましたよ。(笑)

空港から"Dimashが住んでいる場所"まで直行です。

そして、"彼の家の隣"に落ち着きました。

彼はとても喜んでいました。

そして

「カザフスタンがすごく恋しいよ。カザフ語で話したかったよ」と言っていました。

独りぼっちで中国に長期滞在することは、彼にとってはとても大変だったんですね。

彼の周りにあるもの…。

食べ物や言葉の違いがありますからね。

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だからやっと自国の人が自分をサポートをしにやって来て、

彼はとても安心したんです。

とても嬉しそうでした。

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Turar Alipbaev(KazNUI伝統音楽学部 教授、カザフスタン名誉芸術家):

我々が到着した時は非常に歓迎されましたが、すぐにバスに乗りました。

空港には記者たちもいましたね。

我々はその夜遅くにDimashと会いました。

Talgat Tayshanov(“シネマ&TV”部 部長):

"この宇宙に、Dimashという名前の新しい惑星が生まれたんだな"ということが分かりましたね。

私は、"(Dimashとみなさんの活躍を)ビデオと写真に収める"と言う任務を負って、あそこに送り込まれたんです。

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私の中国渡航のビザは、すぐに下りました。

ビザが1日とか半日で下りるなんて、普通は考えられない事ですよね。

特に中国へのビザはね。

中国の人達はDimashのことを知っていて愛してくれていたので、私のビザをすぐに下ろしてくれたのです。

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そしてeチケットを貰い、空港へ行き、北京行きの飛行機に乗りました。(サポート団体とは別行動で移動)

でも、北京に到着したら"WhatsAppやインターネットが使えない"ことが分かったのです。

中国は"独自の通信システム"を使っているのです。

私は北京に到着した夜に乗り換えで長沙まで行かなければなりませんでした。

それなのに、言葉もわからないまま北京の大きな空港で迷ってしまったんです。

私は英語を話したのですが、そこにいる人たちは中国語しか話せませんでした。

それはもう最悪でした。

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どうしたものかと途方に暮れていたところに、ロシア語が聞こえてきたんです。

私がその声の聞こえるところに行くと、そこにはウクライナ人が何人かいました。

彼らも長沙に行くという事だったので、私は「助けてくれないか、どうしたらいいかわからないんだよ」と頼み込みました。

彼らは私を長沙まで連れて行ってくれました。

そして長沙の空港に到着すると、また問題が…。

タクシーに乗っても、"どこへ行くか"を伝えられないんです。

"インターネットなしの一人旅"は、かなりの冒険でしたね。

厳しかったです。

やっとの思いで到着しても、彼ら(サポート団)がどこに泊まっているかも分からず、インターネットもつながらないまま。

なんとか我が団体の宿泊場所まで到着すると、彼らは"信じられない"と言い「一体どうやってここまでやって来れたの?」と訊いてきましたよ。

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Maira学部長:

私達に会えて、Dimashはとても喜んでいましたのよ。

彼は私のことを“第2の母”と紹介してくれましたの。

私があそこにいる間、皆さん私のことを“迪玛希 ママ”と呼んでくださいましたのよ。

番組の制作スタッフやコンテストそのもの、舞台づくり、リハーサルや会場、設備…すべてが最高のレベルのものでしたわね。

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Talgat “シネマ&TV”部 部長:

宿泊場所へ着いたところ(外)に、15人~20人くらいの人がいたんです。

私は"Dimashが2階に住んでいたアパートの1階"に宿泊することになりました。

そのため、その人たちをかき分けてアパートに入らなければなりませんでした。

そして、"この人たちはDimashのファン(追っかけ)なんだ"という事がやっとわかったのです。 

私は荷物を置いてからDimashのところへ行きました。

上がってDimashの部屋のドアを開けると、私は言葉を失いましたよ。

そこではカメラマンたちが撮影しているし、

ある人はDimashのヘアメイクをし、

スタイリストは走りまわっている。

そしてみんな中国語を話してるんです。

何に驚いたかと言うと、中ではあんなにたくさんの人達がDimashの為に動いているし、外では彼を待っているファンたちもいたんですよね。

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そのエリアにはピンク色のコテージもありました。

ホテル以外にコテージもあったんです。

ちょっと離れた所には公園もありました。

アパートは、必要なものは全て揃っている、小さめの部屋のヨーロッパ式のものでしたよ。

Dimashは2階にある2部屋のアパートにいて、そこでメイクアップもしていました。

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Dimashチームがやって来て、スタイリストがヘアメイクをして、パッとやってしまいました。

そしてDimashは外に差し向けられていた特別車に乗り込みました。

前の座席にはカメラマンがいて、後ろに座ったDimashを撮影していました。

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Sadzhana :

番組スタッフは私達にとてもよくしてくれました。

お陰でなんの制限もなく、とてもスムーズにいきました。

彼らの行為にとても好感が持てましたね。みなさんとても親切でオープンでしたよ。

こんなに歓待されるとは思っていませんでした。

すべてが開放的で心温まるものでしたよ。

彼らも私達もみんな喜んでいました。

とてもいい気持ちと印象を与えてくれました。

 

Maira学部長:

ジャッキー・チェンさんが香港から長沙までDimashに会いに来て下さったのです。

それは思い出に残る面会でしたわね。

その時ジャッキーさんは"Dimashの芸術に感動した"とおっしゃいました。

ジャッキーさんは感謝のしるしにDimashに(ジャッキーチームの)ジャケットを着せてくださったの。

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Dimashはジャッキーさんにカザフのジャケットである"Chapan"をプレゼントしたのです。

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これはよく"栄誉あるお方"に差し上げるものなのですよ。

あの時からジャッキーさんとDimashはお友達になったと思いますよ。

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Maira学部長は、中国ファンからプレゼントされた、"Dimashからインスピレーションを得たという絵"を大事に保管している。

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↑(絵に描かれた言葉)

"Maira apa、僕の最初の大きなステージを支えてくれた僕達のお母様へ

あなたの息子、Dimashより"

 

Sadzhana:

極秘プロジェクトだったにも関わらず、中国の記者達は細かいことを調べ上げて、私達のことや、持ってきた楽器のことまでも記事にしたんですよ。

彼らは可能な限りの手段を尽くして私達と接触しようとしました。

インスタグラムやFacebookなどでいろいろな質問をしてきました。

でも、最初に“収録は非公開の為、情報を漏らさないように”と言われていましたし、私たちは"全てを極秘"にしていました。

記者達は“祖国カザフスタンから来たミュージシャンのサポートを得て、Dimashがカザフ文化と伝統を魅せる”と書いていました。

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Maira学部長:

私が旅の準備をしていました時に、彼の助手のかたに「カザフスタンから中国へDimashに何を持って行ったらいいかしら?」と尋ねましたの。

彼は「DimashはQazi(馬の腸詰)を懐かしがっていますよ」とお答えになりました。

Qaziはカザフスタンのお肉の伝統料理ですのよ。

en.wikipedia.org

彼のご両親からは"Qaziは国外へは持って行けない"と言われておりましたけれども、ほんの少しだけ包んで、私のお洋服にくるんで、空港の税関を通過しましたの。

そしてDimashに渡しましたら、彼はとても喜んでくれましたのよ。

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Dimashは"とても嬉しい"と言い、また"祖国とカザフ料理が非常に恋しい"とも言ってましたわ。

(中国ファンが持っているバナー:Dimash、もっとお肉を食べてね!)

Talgat:

Dimashは番組の期間中で痩せましたね。

彼はたまに舞台裏や控室で食事を摂っていました。

というのも、"カザフスタンから応援に来てくれた大学の友人ともっと一緒にいたいから"ということなのですが。

彼はレストランで食事をすることもできたのですが、友人たちと控室で集まって食べたかったのでしょう。

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ある日、彼が食事をしていたら、助手が分厚いサイン用の写真の束を持って来たのです。

そして彼はすぐにそれらにサインをし始めました。

Dimashはアーティストなので"外に彼を待っているファンがいること"を知っているんですね。

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(バナー:Dimash、長沙へようこそ!)

Sadzhana:

私は彼の謙虚さと誠実さが好きです。

彼の宿舎の外にファンが一日中いても、彼はいつでも変わらずにいて、注目を浴びることも受け入れて、スター気取りにもならないんですよね。

彼を温かく受け入れてくれた方々に、彼はとても感謝しているんです。

どんなアーティストでもそういうことは好きですけどね。

 

Maira学部長:

長沙での面白いエピソードはまだございますのよ。

大きなレストランを経営なさっている女性がDimashのファンでいらっしゃって、その方は“お代は要らないので好きな時にいつでも来てね”と、Dimashをご招待なさったの。

彼女は私たちも全員ディナーにご招待して下さったのです。

私はそのご親切とおもてなしに感謝致しました。

長いこと祖国を離れて頑張っているDimashへの応援に対しても、お礼を申し上げましたの。

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Sadzhana:

食事はとても美味しくて、たくさんありました。

長沙で大きなレストランを経営しているDimashの大ファンの女性がいて、その方は彼の才能に惚れこんでいて、"彼をサポートしたい"と思っていたんです。

彼女はDimashと私達を招待してくれたんです。

また、リハーサルの時も食事を届けてくれたんですよ。

私達は食べ物への要求はしないのですが、"辛さは控えめにして欲しい"とだけ言いました。

中国料理は私達にはちょっと辛すぎましたね(笑)(長沙のある湖南省は、四川省と並ぶ中国激辛料理地域)

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《ナレーション》
中国Dearsの友人の助けを得て、このDimashファンである素晴らしい人物の名前を探し出すことができた。

レストラン「冰火楼(BingHuoLou)」の経営者で、彼女の名前は 胡艳萍(Hu Yan-Ping)さん。
私達より胡さんへの熱いおもてなしに感謝するとともに、今後の幸運をお祈り致します。 

【書き起こしここまで】 

 

↓オリジナル動画。約14分40秒 2021年3月24日UP
(2021年5月31日 フル バージョンUP / 頭出し済み~31分ごろまで)

"Mission Daididau" Documentary film. Mysterious "Singer"
 Part2 Surprises in China

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Copyright © "DK Media World EFC" 

INSTAGRAM:https://www.instagram.com/dk_media_world/

Part3に続く

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