5月9日は、カザフスタン共和国の"勝利記念日"
第二次世界大戦の"ヨーロッパ戦勝記念日(5月8日)"に準じ、旧ソ連諸国では5月9日をその日にあてています。
↓ 在日本カザフスタン共和国大使館Twitterより
第二次世界大戦時、カザフスタンからは人口の6割―130万人以上の人々が戦場に送られました。その3分の1―41万人が帰らぬ人となってしまいました。今後戦争が決して繰り返されないように、我々はこのことを記憶しておくべきです。 pic.twitter.com/gwV4CUcTuT
— Embassy of Kazakhstan in Japan (@kazakhstantokyo) May 8, 2021
↓ ディマシュもSNSを更新
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翻訳大意
"5月9日は無私の英雄とその勇気への精神が高まる日です。
今を生きる世代は、先祖の英雄とその忍耐力に感じ入ります。
大切な、平和の日々の価値を実感します。
この神聖な日は私たちの歴史の中で永遠に忘れられないページであり続けるでしょう。
この素晴らしい休日に、皆様の健康・幸福、そしてご家族の繁栄をお祈り申し上げます。
この空が曇りませんように。"
あの悲惨な出来事を
二度と繰り返さないために。
昨年5月9日、
カザフスタン文化スポーツ省の音頭でDimashを中心に制作された【カザフのポップ歌手たちによる"アリヤ/Әлия"歌唱】の動画がありますのでご案内します。
ディマシュはスタジオから。
この歌の題名"アリヤ/Әлия"は、実在したカザフスタン女性兵士の名前です。
カザフスタン西部で生まれ、母親は1930-33年の大飢饉(人口の3人に一人が餓死)の時に子供に食べさせるために畑のジャガイモを拾おうとして銃殺。アリヤは苦労して育ちました。
彼女はソ連軍の狙撃兵の一員として第二次世界大戦下の大祖国戦争の戦地に赴き、終戦の前の年1944年にわずか18歳で戦死しました。
アリヤが存命なら今年で95歳。
ひ孫に囲まれた穏やかな暮らしをしていたかもしれません。
この歌は、彼女を始めとした人々
ー戦地に斃れ、二度と愛した故郷・愛する人のもとに帰らぬ人々ー
への、永遠の敬意と栄誉、哀悼の意味を込めて作られたものです。
↓ 公式動画
歌の前の冒頭、少し当時の映像が流れます。(ショッキングな映像はありません)
曲:Seidolla Baiterekov/補 Erkin Sletdinov
詩:バキル・タジバエフBakir Tazhibayev
1975年作
【歌詞抜粋大意】
アリヤ/Әлия
あなたは故郷コブタを愛し、育った
美しい花をいだき、育った
あなたは暁の星のごとく輝いている
あなたの心は永遠に燃え続ける
↓ アルマトイにあるパンフィロフ戦士公園
大祖国戦争のモニュメント
無名戦士のための【永遠の火】
この歌は、カザフスタンの国民的歌手Roza Rymbayeva/Роза Рымбаеваさんによる歌唱が有名です。(上のディマシュ動画でも、ラスト近く、赤いロングドレスで歌っていらっしゃるところが含まれています。)
↓ 1977年「全ソ連テレビグランプリコンクール」よりRozaさん歌唱
国際歌謡祭グランプリ受賞
Әлия #Dimash (13歳ころ) フルバージョン#DJFC #Алия / Aliya / Әлия
— 【公式】ディマシュ ジャパン ファンクラブ (@DimashJapanFC) May 9, 2020
https://t.co/nvkn7KoycD
★★★
日本・アメリカをはじめ世界のいくつかの国では、同日5月9日は"母の日"でもありました。
偉大なる母に感謝。
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★★★
↓ ディマシュが5月1日"カザフスタン民族統一の日"のために歌った"Qairan Elim"が5月7日にディマシュの公式YouTubeにアップされました。是非ご視聴ください。
↓ ポップな"Be With Me"もどうぞ!
ディマシュは様々なタイプの歌を歌います。
★★★
↓公式 ディマシュ ジャパン ファンクラブの各リンクと
ディマシュ本人やOFFICIALのSNSリンク集
dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com
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