◆2021年11月4日、
ラジオ「FM桐生」内の番組「モアミュージック」さん"ピックアップコーナー"で、ディマシュの"Fly Away"と"Daididau 2021"および”Golden”が放送されました。
(ディマシュを取り上げて頂くのはこの放送で6回目)
◆本記事は、その放送(ディマシュ部分)の
「日本語書き起こし」です。
◆ラジオ音源は本記事の末尾にあります。(掲載許可済み)
↓ 番組プログラム(モアミュージックさん公式サイトより)
↓ パーソナリティの加藤さんと山本さん
いつもありがとうございます!
2021年11月4日、5日放送
FM桐生モアミュージック
以下 日本語書き起こし
K (加藤カズジ):"モアミュージック"
この放送は、音で織りなす情報番組。心に響く音楽をお届けします。
Y:加藤カズジと山本恭子で担当します。どうぞよろしくお願いします。
K:はい、こんばんは、加藤カズジです。
Y: Hi,Dears!Сәлем!Здравствуйте!山本恭子です。こんばんは。(笑)
K:相変わらず、頑張ってますね
Y: はい、相変わらず♪ いま、頭がカザフに切り替わっております。(k;スバラシイ笑)
K:えー、ということで、今日はなんですか?ピックアップ…
Y:はい。ピックアップアーティストコーナ―、お待たせ致しました、ディマシュ クダイベルゲンですね。
K:もう、ね、一年に2,3回~(Y:2回くらいですかね。)2回ですか。恒例になってきましたね。
Y:恒例というか(フフフ)。
ファンクラブの皆様からも、「そろそろくるかな?」という期待のコメントをいただいて。はい、そろそろ来ました、という感じでお送りいたします。
K:ようやくね、お待たせしました。
Y:では、今日のメニュー「ピックアップアーティスト コーナー」は、ディマシュ。
「世界のミュージックシーン」は?
K:きょうはメキシコ。
Y:久々のメキシコですね。ずっと南米大陸を中心にお送りしていますので、今日はメキシコのミュージックシーンですね。(K:そうですね)
そして、最後のベストヒットメモリーズは・・・
K:これは、今回、山本さんの、「山本セレクト」。
Y:はい。私が。懐かしのサイモンとガーファンクル(K:A Hazy Shade of Winter)
ウィンターが付いていますから、そろそろ冬の感じで。
K:では、ピックアップアーティストのコーナへ参ります。
BGMは"Screaming" (この番組のディマシュコーナーテーマソングに採用)
Y:「モアミュージック ピックアップアーティストコーナー」
K: このコーナーでは、話題のアーティスト気になるアーティストを、とことん掘り下げて紹介します。
いつも、ディマシュコーナーは、
Y:このBGMに乗りまして。「Screaming スクリーミング」です。
K:簡単にご紹介します。
ディマシュ クダイベルゲン(Dimash Qudaibergen)、
カザフスタン出身ですが、今や、世界的な歌手。
6オクターブを超える声域すべてで、圧倒的な音楽を表現。
しかも、その中で異なるキャラクターを自在に使いこなす、強力な歌手です。
オペラをベーシックにして、ハードロック、バラード、R&B、パンク、ラップ、ヒップホップ…そして、カザフに根差す古典音楽にまで心血を注ぐ。
まさにマルチな"ボーカルモンスター!"(すごいですね、ボーカルモンスター)すごいですね。
Y:一回聴いてしまうと、音域もそうですけれど、あまりの素晴らしさに打ちのめされてしまう。
K:"人間って、ここまで行けるんだなっ!"という、すごい事になっています。
そんなディマシュ クダイベルゲン。
今日は、今までと趣向を変えて、皆さんのツイッターのコメントを募集しました。
曲を3曲、こちらからお題を出して、それにいろいろコメントいただきまして、進めていきたいと思います。
皆さんの熱いディマシュ愛を、ここで語っていただきたいと思います。
最初にお送りするのは、"FlyAway"。
Y:新曲ですね。
K:先々月、9月にリリースされた曲ですね。
これを取り上げます。
K:コメントから行きましょう。
Y:はい。
ファンの方たちは、"ディアズ(Dears)"という風にお互いを認識しているわけですけれども、たくさん、いつも(コメントを)頂いております。
Nさん。
「いつもDimashへのサポートありがとうございます! FlyAway、こんなに早く取り上げていただくと聞き、とても嬉しいです。
今回も、モアミュージックさんが日本初!
もうすっかり日本のDimashステーションとしてDearsの間では認知されています!」
いや、ちょっとこれ、嬉しすぎですね(K:うれしすぎる)。
Dimash ステーションと言われているんですね♪ ありがとうございます!
K:Nさんは、ニューヨーク担当なんですよね。(おおお~)ニューヨークにお住まいで、ディマシュジャパンFCのNY支社みたいな感じで(Y;ブランチですね、すばらしいです)
K:続きまして、Aさん。
「Fly Awayは、いつものDimashのパワフルな曲とは違って、静かで軽やかな歌い方と美しいファルセットの声がひとつになった、とても素敵な曲です。またひとつDimashの新しい魅力に気づくことが出来ます」ということです。
Y:そして、Sさん。
「FlyAway が好きです。サラッと色っぽく歌い上げてるけれど、地声とファルセットの行ったり来たりは、かなり腹筋を使うのに、挙げ句にちょっとしたダンスまで入れている。やっぱり、ディマシュ、凄いです」
K:そうですね。これ、ファルセットといえばファルセットなんですが、ウィスパーボイス=接近音。ささやくような声です。
Dimashみたいに大きなステージで、ただ、ささやくような声で歌っていると、音が通らないので(うんうん)、ささやくように歌っているんだけれども、実際はすごい息を使ってるんですね。(ああ~~!)。
だから、歌いあげちゃうよりも、下手するともっとしんどい。
Y: なるほど、なるほど。
K: 相当にしんどいはずなんですよ。
ウィスパーボイスで、あれだけのステージで、あれだけのバックを従えて、声を出しているのは大変なんです。それを難なくやっている。
Y: ふーむ、何気なく、さらっと(はい)
K:そして、Sさん
「FlyAwayはソフトな歌い出しから、間奏、エンディングととてもお洒落なステージ構成でしたね。
あの歌い方は、何故か、媚薬のように、一瞬で溶けてしまいます。」
(おやおやおや、いや、分かります、わかりますよ!)
ちょっと色っぽいんですね。
Y: そして、Mさん
「車を運転しながらラジオを聴いている方、多いと思うのですが、 FlyAway はドライブにピッタリな曲だと思います。放送楽しみにしています。」
ありがとうございます
K: ありがとうございます。そのほか、Nさん、Oさん、Dさん、Tさん、Kさん、Nさん、 Mさん、Aさん、Jさん、ほか、沢山の方からコメントいただきました。
Y:では、Dimash で"Fly Away"
K:はい、Dimashで、"Fly Away"でした。
Y:ダンサブルで、いいですねぇ。
K:次は、"Daididau 2021"
Y:以前もかけましたね。
K:中国のライブだったかな、前に掛けたのは。
今回は、今年の1月にあった【Dimash Digital Show】で発表されたテイクですね。
簡単に申しますと、1938年頃のカザフスタンで、当時、政治犯として獄中にあった マグジャン ジュマバエフによって書かれた詩をもとに、その後、演劇にも使われたものということです。
獄中のマグジャンに伝わった、「あなたの妻は去っていったよ」という情報。
これを聞いて悲嘆にくれたマグジャンによって できたということですね。
今日、新しい展開がありまして。
ディマシュ ジャパン ファン クラブ Twitter担当さんと昨日からやり取りしていたのですが。
この曲の途中や最後に出てくる「あなたの顔は、十四夜の月、そう、月のように美しい」という歌詞があります。
"じゅうよんや、じゅうしや" とも言うようです。14日目の夜の月。
この「十四夜の月」というのが、カザフスタンではどういうことなんだろうという点でやり取りしていました。
で、今日、追加の話がありまして。
カザフでは、新月というのは14日目の月、満月の前日までの月。これが新月で、(ほうほうほう)、この14日目の月が新月としてそこが一番美しい。
(編集註:カザフスタンで、月は美のスタンダードなシンボルでもあります。
14日までの月を新しい月、満月を成熟した月толған ай、16日以降の月を古い月と呼びます。
日本で言うところのいわゆる新月と満月については、特別なものとして尊重され敬意を払われる一方、関連するタブーの慣習もありました。)
Y: ほう、満月の、一つ手前なんですね。日本の「新月」は、真っ暗ですよ。
K:うん、真っ暗闇じゃござんせんか、という新月なんですけど。(うんうん)
そこのところが、(日本の言葉と)全く違っていて。
そして、アバイという詩人の詩のなかにも「わたしは新月に譬えよう」というのがあるらしいんですよ。その時によくわからないなと思っていたら、ああ、 新月は14日までの月なのだな(日本の見えない新月とは違う)となったそうです。
この曲(ダイディダウ)の最後、一番最後のところに、出てくるんですね、コーラスで「十四夜の月」と。
「あなたの顔は、十四夜の月 そう、月のように美しい」
ここは、ものすごい綺麗な旋律でね。
最後にエンディングで出てきますので、その辺、注意して聞いてもらうといいですね。(ええ)
(編集註:「十四夜の月~」のフレーズは、曲の始めではディマシュ自身が歌っています。ラストのリフレインでの印象的なコーラスは、ライブ用編曲の場合も必ず入ります。)
K:はい、では、コメントを。
Y:Oさん
「Daididau 2021は1月の デジタルショウで披露され、カザフ語でカザフの民族楽器に囲まれ、感情豊かに歌い上げられていて、言葉が理解できなくても心に染みました」
K:Sさん
「GoldenやFlyAwayはポップな曲調で歌詞は英語。アメリカ進出を意識して作られたのかと思われます。
私はカザフ語の歌“Daididauダイディダウ”の方がDimashらしくて好きです。
政治犯として投獄されていたカザフの詩人が妻に向けて書いた、切ない愛の歌に胸が締め付けられます。」(うんうん)
Y:Jさんからは
「ディマシュの歌う様々な曲を聴くほどに、“Daididau”や“サマルタウ”のように、自国の言葉で切々と歌う曲が、より深く心に残るようになりました。
こちらには分からない言葉でも、自国の言葉で歌うということは、歌詞の隅々まで、歌い手の気持ちが行き渡って、聴く者の胸を打つものなのだなぁ…とつくづく感じます。」
K:なるほど。
Y:そうなんですよ。どの言葉にしても、こう切々と歌いあげられると、なぜか、涙が出てしまいますね。
K:最後にIさん
「民族に引き継がれ続ける魂の歌。
身体の奥底に眠っている、魂の原郷で共に過ごした記憶が蘇るような気持ちになります。
世界の彼方で歌われている魂の歌があることに、深々と感謝したくなりました。」
と言うことです。素晴らしいですね。
Y: はい、では二曲目。
ディマシュで “Daididau2021”
K:Dimash Qudaibergenで、“ダイディダウ”お送りしました。
Y:やはり、民族楽器が、ほんとにうまく入っていますね。
K:そうですね。カザフで有名なドンブラと、弦楽器でコブズ、この二種類の楽器が入って、とくに、中間部の間奏に入ってくると、また、かっこよかったですね。
Y:ドラムとかベース、いわゆるポピュラー系の現代楽器、それも含めたこのアレンジがとにかくいいですね。
K:アレンジ、いいですよねぇ。素晴らしいです。
K:さて、時間があっという間に(あっという間に…!)過ぎているのですけど。
最後の曲になりました。3曲目は、“GOLDEN”。
Y:GOLDEN!
Uさんから。
「GOLDENは2020年コンサートツアーでの1曲目になっていました。
残念ながらコロナ禍でツアーは半分残して延期になり、来春からまた再開予定です。
2021年1月にオンラインコンサートで披露したGOLDENは、シャウトが効いて、更にパワーアップ!
この曲を聴けば、元気を貰えます」
K:そうですね。
Y:この曲は、かなり、ロック寄りですよね。
K:これは、もうロックですね。(ロックですね)
ビデオクリップも出ていたのですが、ショート ムービーみたいな(ええ、ええ)、SFチックな感じ。
ディマシュとパートナーの女性が、デジタル詐欺集団の本部に潜入して、ハッキング行為をする(おお)。
詐欺集団のアカウントがキャンセルされて、過去にだまされた市民の口座にお金が戻っていく。(うんうんうん)
その後、ディマシュのパートナーが撃たれて、亡くなったのかな。ただ、それをまた、生き返らせる人がいて。ディマシュは、パートナーを取り戻しに再び本部へ向かうんですが、そのときに、今度は、ちょっと(雰囲気は)不気味な市民が、どんどんその本部に向かって集まってくる、というところで終わります。
Y:ディマシュのMVは、よくできていますよね(すごいですね)。コンパクトにピチッと仕上がっている感じ。
K:そうですね。
今の、Uさんのほかにも、Kさん、Dさん、Iさん、Cさん、Sさん、Nさんなどのコメントをいただいておりました。ありがとうございます。
では、最後に
Y:ディマシュで、
"GOLDEN"youtu.be
K:はい、Dimashで"GOLDEN"を最後にお送りしました。
Y:大きいところで聴いてみたいですねー。
K:これで、コンサートのオープニングって、かっこいいですね(ええ~)。
K:では、インフォメーションを。
Y:はい。
・来年2022年4月から、ベラルーシ、ドイツ、チェコで、コンサートツアーが始まります。
それから、日本のファンの方に向けて
・来週11月11日木曜NHK総合テレビ
"Music Special"で、玉置浩二さんの特集(夜10:30~11:15) があります。
Dimashは、2017年に玉置さんの「行かないで」を中国語でカバーしています。
それで「Dimashが玉置さんの歌の魅力を語る」ということです。
この番組《Music Special》先月は藤井風が出ていて、なかなかいい番組なんですよ。
↓ 詳しくはこちら
dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com
・11月28日 ブルーノート東京より、
”Tokyo Jazz 20th” 無料配信
昨年に続き、Dimashもまた出演します。
小曽根真さん、挾間美帆さん、BIGYUKI さん他、多数のアーティストに交じって。
今回のテーマは「音楽で世界を旅するフェス」ということなので、カザフスタンを代表して、Dimashが(ピッタリですね)。
無料配信、是非、お見逃しなく。
↓ 詳しくはこちら
dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com
K:わかりました。
今日のピックアップアーティストのコーナーは、カザフスタンのディマシュ・クダイベルゲン特集でした。
【おまけ】
番組最後のベストヒットメモリーズのコーナー
“A Hazy Shade of Winter冬の散歩道”でも、ツイッターのコメントを寄せたDearsほかのお名前が紹介されました。(Pさん、Cさん、Kさん、Jさん)
終わりに
K:お別れの時間です。1時間が速いです。
Y:速いんですよー。今日は盛りだくさんで、あっというまの1時間でした。
K:ディマシュ特集の日は、いつも、いつの間にか時間が過ぎてます。
Y:何なんでしょう、この感覚は(笑)
えー、本当に、ディアズDearsの皆様、ディマシュ ジャパン ファン クラブの皆様、ありがとうございました。
↓放送音源(音源アップロード許可済み。約18分)
※YouTubeアップ時の著作権上、歌の音源は割愛してあります。
※Please refrain from reprinting this sound source without permission.
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