2021年11月28日
TOKYO JAZZ 20thでディマシュが歌った日本語バージョン(つまり、本当のオリジナル)の「行かないで」
この作品の作詞をなさった松井五郎氏が
当クラブの取材依頼に快くお応え下さり、文章をお寄せ頂きましたのでご紹介します。
・ディマシュの歌唱について
また
・ディマシュについて
素晴らしいコメントを頂きました。
松井先生、心から感謝申し上げます。
Click here for English and Kazakh
★★★
以下 松井五郎氏コメント
ディマシュの「行かないで」は偶然見つけた。
まず驚いたのはその声の透明感と言葉を伝える優れた表現力だ。
アジアの歌手が母国語で歌った「行かないで」は何度か聴いた事がある。
ただ、作品としてはどれも良いものではあっても、日本語、つまり元の歌詞にある、響きや意味、特に行間に込めた感情を捉えていると思えるものはなかった。
この歌は、サビでは
~Ah 行かないで~ というフレーズが何度か繰り返される。
"言葉としては"同じでも、その一行一行は"意味"が違う。
ディマシュはその事をちゃんと知っているようだ。
日本人でもなかなか捉えきれない事を、若く国籍も違うディマシュ・クダイベルゲンという歌手が歌っている姿には、何度も言うが、ほんとうに驚かされた。
僕が玉置浩二とこの曲を作ったのは1989年、32才の頃。
実は当時、玉置はこの曲をライブなどであまり歌っていない。
近年 ライブでよくこの歌を選曲するようになるまで ずいぶんと時間がかかった。
それくらい この歌は捉えるのに難しい歌で、
技術としての歌唱力だけではなく、
人生をどう生きたか、その「時間」が必要な歌なのだと思う。
玉置と作った歌の中には「あの頃へ」「Friend」など、ディマシュで聴いてみたい歌がたくさんある。
いつか、そんな機会があれば と思った。
彼は 作家の心を動かす歌手だ。
ロングトーンの多いメロディは それだけでも歌唱力を必要とする。
更に、熱量の加減が難しく、ただ声を張ればいいという歌でもない。
そして、なにより、
この歌のテーマとも言える「祈り」をしっかりと表現できるか。
その意味では「行かないで」は"歌う人を選ぶ曲"かもしれない。
そしてディマシュ・クダイベルゲンは、
この歌に選ばれた一人だと思えた。
松井五郎
★★★
松井先生、素晴らしいコメントをお寄せ下さり、本当にありがとうございました。
"【祈り】がテーマのこの歌に、ディマシュは選ばれた一人と思えた"
作者ご本人の先生からこのようなお言葉を頂けて、ディマシュ本人も歌手冥利に尽きると思います。
改めまして、心より感謝申し上げます。
公式 ディマシュ ジャパン ファンクラブ
↓ 関連過去記事
dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com
↓ 公式サイトDimash Newsにも掲載
★★★
松井五郎(GORO MATSUI )
1957年生。1981年 CHAGE and ASKAで作詞家スタート。
以後、安全地帯、氷室京介、工藤静香、(順不同)から、光GENJI、V6などのジャニーズアーティスト、アニメや特撮、韓流アーティストの多くのアーティストに作品提供。
2021年までに3300曲を越える作品を手がける。
1985年「悲しみにさよなら」安全地帯で日本レコード大賞金賞、
2009年「また君に恋してる」坂本冬美で日本レコード大賞優秀作品賞。
2010年 同曲で日本レコード大賞特別賞、JASRAC賞の銅賞。
2018年 日本レコード大賞作詩賞
その他多くの賞を受賞。
◆松井氏 Official HP
◆松井氏 Official Twitter
Goro Matsui Works (@GML2014) | Twitter
★★★
↓ 松井五郎氏が文中で例として"ディマシュで聴いてみたい"とおっしゃった2曲
"Friend"
"あの頃へ"
★★★
松井氏にお褒め頂いた
2021年11月28日
TOKYO JAZZ 20thにオンライン出演したディマシュの、
日本語"行かないで"のパフォーマンスを是非ご視聴ください。
↓
★★★
↓ ディマシュの歌をSpotify公式で聴いてみよう!
★★★
↓ ディマシュ ジャパン ファンクラブ公式サイト
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dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com
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