12月14日、
ディマシュがSNSを更新し、【母国語を大切にすること】についてコメントしていますので日本語翻訳と共にご案内します。
ディマシュのこの投稿ビデオは、12月10日にEL ARNA(エルアルナ) Tvで放送された「母国語」というシリーズ番組の3回目で放送されました。
※EL ARNA(エルアルナ)Tvは、映画やドキュメンタリーを主に放送するカザフスタンの地上波テレビです。
↓ 公式YouTubeより(冒頭すぐに出てきます)
Развитие и пропаганда казахского языка через культуру, обычаи и традиции/ 3 серия. «Родной язык»
(文化、習慣、伝統を通じたカザフ語の開発と宣伝/ 3シリーズ。 "母国語")
以下 日本語書き起こし
(ディマシュメッセージ部分のみ)
同胞、国民のみなさん、こんにちは。
今日は言語のことについてお話したいと思います。
生粋のカザフ人として、愛国者として、僕の望んでいることのひとつとして、"全ての国民がカザフ語を文学的にも普通に、綺麗に話せるようになる"ということがあります。
「国語はあなたにとっての栄誉であり顔である。他の言語も理解できる人間でも、自分の母語に対する敬意を払うべきである」という諺があります。
世界には多くの国々や人々がいて、それぞれ母国語/国語を持っています。
そして自分たちの言語を愛し、誇りを感じ、敬意を持っています。
僕たちにとって忘れてはならない一番大切なことは"カザフ語をもっと発展させていこう"とする努力です。
カザフ語の未来は、僕たちの手にかかっているのです。
僕たちの祖先は
槍を持ち血を流し、最後まで命を懸け、この言語・文化・土地を僕ら子孫のために残してくれました。
僕たちはそのことを覚えておき、
決して忘れてはならないのです。
僕たち国民全員が今なすべき事は、明日の未来を担う若者や全てのカザフ国民のために"僕たちの言語・文化・音楽を、誇りを持って全世界に広めること"だと思うのです。
カザフ語は最も美しい言語です。これは事実。
"どの言語も美しいもの"だから。
もし僕たちが自分の国の言語や文化に誇りを持たず、価値を見出さず、敬意を持たなければ、この言語はもう誰にも必要とはされなくなるのです。
21世紀のこんにち、生活していくには数か国語を学ぶ必要性が出てきています。
でも、たとえ数か国語を理解できたとしても、自国語であるカザフ語を知らなければ、それは恥ずかしいことなのです。
(国内でも)環境や社会によってカザフ語を充分に話せない人たちがいる事はもちろん分かっています。
それは珍しい事ではないので、それについて恥ずかしいと思う必要はないのです。
ただ、努力を続けなければ。
上手くいきますよ!
カザフ語を完全にマスターすることは、絶対にできます。
これが君たちの成すべきことです。
この場をお借りして、リスナーのみなさんに心からの感謝を申し上げます。
アメリカ・ヨーロッパ・中国・ロシアなどの僕のコンサートが開催される全ての場所で僕がカザフ語の曲を歌う時、みなさんは僕と一緒に歌おうとして下さいます。
カザフ語を話すことができない方々でも僕たち国民やカザフ語に敬意を表してくださるのです。
ですから僕は全てのDearsとリスナーに感謝したいと思います。
カザフ語を発展、繁栄させましょう!
自分たちの言語に、誇りと敬意を持ちましょう!
★★★
ディマシュが、そしてカザフスタン共和国と言う国が、なぜこれほど"母国語の大切さ"を強調するのかと言うと、この国のたどってきた歴史や民族的背景と関係があります。
現在、カザフスタン共和国の
"公用語"はロシア語で
カザフ語は"国語"
という位置づけです。
ディマシュはカザフ語とロシア語を話せますが、カザフスタン国内では、その歴史的背景や民族的背景から、ロシア語や他国語のみ話しカザフ語を話せず読み書きできないカザフ国民もいまだに多く存在しています。
下記の2記事が、私たちの大好きなディマシュ・そしてディマシュの母国カザフスタン共和国と言う国を理解するための少しの手助けになれば幸いです。
↓ ブログ内関連記事
カザフの文字表記の簡単な歴史・表記の転換期、カザフ語の現状など
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