ディマシュの公式YouTubeチャンネルが更新され、非常に若いディマシュの歌う"Ер Кебек туралы ән(エルケベックについての歌)"がアップされましたのでご案内します。
↓ ディマシュ公式YouTube
2008年 アクトべ
ご両親のCDリリース記念コンサートにて。
"Ер Кебек туралы ән(エルケベックについての歌)"
まだ、まったく少年のディマシュ。
当時は、ディマシュの両親「カナト&スヴェトラーナ アイトバエフ」は、とても人気のあるデュオでした。
2008年、15年ぶりのCD「Ansarym」(全16曲)をリリース。
その記念ステージに 特別出演した14歳のディマシュです。
背景には、カナト・スベタ デュオのCDを模した画像と、CDタイトルが出ています。
この頃のディマシュは、音楽学校附属の子どもスタジオ ”サズ”に所属。
声もあどけないですね。
◆◆◆
・この作品は(意外なことに)18世紀後半のカザフの大草原を舞台にした、若者ケベックとその恋人エンリクの悲恋(カザフの伝統的・部族的な風習やしきたりに阻まれ、悲劇的な結末を迎えた若い二人)についてをモチーフにした詩です。
(この動画のディマシュは、この長い悲恋物語の"ほんのさわりの部分/若者ケベックの紹介部分"だけを歌っています。)
・詩の作者は歴史家のShakarim Qudayberdiuli/シャカリム・クダイベルディウリ/ШәкәрімҚұдайбердіұлы(1958-1931)
・運命に引き寄せられ出会い、恋に落ちた別部族の二人(ケベックとエンリク)でしたが、美しいエンリクには裕福な婚約者がおり、莫大な結婚支度金が両親にすでに払われていました。
周囲すべての反対にあいながらも逃避行を試み一緒になった二人でしたが、それぞれが属していた部族間が険悪になり、死者の出るような争いが起きました。そして二人は"その原因"とされました。
捕まったケベックは部族の掟と因習に従い死刑になり、妻エンリクは命乞いをせず毅然と"ケベックと同じ墓に入れてほしい、残される子供の事だけお願いする"と言い残し愛する人と同じ運命をたどります。幼い息子のその後についてはわかっていません。
個人の人権よりも因習が優先された時代の許されなかった愛。
"カザフのロミオとジュリエット"とも言われる悲恋は実話とされており、繰り返し、歌・劇など様々な作品のモチーフになっています。
若いディマシュが歌うこの歌もその一つですね。
明るい曲調で軽妙なものですが、だからこそ、この有名な愛の結末を知っているカザフの人たちの心には、続く悲劇のドラマ性がより響くのではないでしょうか。
二人のゆかりの地、東カザフスタン地域・アバイスキー地区には、モニュメントが建っています
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2021年11月28日
TOKYO JAZZ 20thにオンライン出演したディマシュの、
日本語"行かないで"のパフォーマンスを是非ご視聴ください。
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