ディマシュ・クダイベルゲン/ Dimash Qudaibergen  

公式 ディマシュ ジャパン ファンクラブ/Blog by Dimash Japan Fan Club Official

【書き起こし】2020誕生日ライブストリーム【アーカイブ】

◆本記事は、

2020年5月24日、ディマシュ26歳の誕生日に配信されたライブストリーム日本語書き起こしです。

主にファンのチャット質問に答える、リアルタイム質疑応答です。

◆この公式動画(約1時間10分)は書き起こしの末尾にあります。

 

以下 日本語書き起こし(長文)

Dimash Live Stream 2020.05.24

※ 以下 Dimashは基本的に 質問された言語で回答しています。

0:57
(カザフ語)

D:みなさん、こんにちは!

僕のYouTubeチャンネルでみなさんとお会いできて、本当に嬉しく思っています。

このライブストリームでみなさんと交流するのは、僕にとって初めての試みです。

D:僕の誕生日を機会に"やってみよう"と思ったんですよね。

みなさんが興味のあることを質問してくださいね。

恥ずかしがらずに気軽にどうぞ。

質問がある方は、恥ずかしがらずに聞いてください。

僕、今日は良い気分なんです。

みなさんのご期待に沿えるよう お答えしていこうと思っています。

どんな質問にもお答えしようと思っていますよ。

OK?

(ロシア語)

D:僕のクリエイティブな仕事を応援してくれている方々に、心からお礼を言いたいと思います。

いつも一緒にいてくれて、今日も一日中僕の誕生日を祝ってくれて。

みなさんのご多幸をお祈りしています。

みなさんが今日僕を祝ってくれたように、(今日ここで質問に)お答えすることで僕もみなさんの願いを叶えたいと思います。

応援を有難うございます。

僕を気にかけてくれて ありがとうございます。

みなさんは、ご自分でも知らないうちに 僕の両親もハッピーにしてくれている上に、僕の友人達やカザフの同胞もハッピーにしてくれているんですよ。

ですから心から感謝しているんです。

みなさんへの愛をもう一度告白しますね。

 

(英語)

僕を愛して応援してくれている世界中のファンのみなさんに、たくさん感謝していることをお伝えしたいんです。

ありがとうございます。

ご質問があれば聞いて下さい。

できるだけお答えしようと思っていますよ。

ありがとうございます。愛してるよ!

3:50

(チャットのコメントを見ている)

(カザフ語)

D:コメントの流れが速すぎて(コメントが多すぎて)、読めないんですよねぇ。

えっと、(通訳の)Sabinaさんに僕の隣に座ってもらって、僕の考えていることをきちんと伝えられるように、カザフ語から英語に通訳をしてもらいますね。

 

(カザフ語の質問)「今日のお誕生日はどんなふうに祝ったの?」

D:アスタナで過ごす誕生日は、今日が初めてなんですよ。

過去数年は、国外で誕生日を祝ったから。

ここ3年は、中国にいたので。

(※例/ ↓ 2017年の中国Dearsとの誕生日パーティー)

dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com

 

D:そして今は、家族…両親や親戚、友人や妹弟と同じ屋根の下でお祝いしています。

でも…僕の性に合わないので、大それたパーティーはしていないんですよ。

誕生日は家で質素に過ごしました。

親友たちがやって来て祝ってくれたくらいです。

ただ家で両親と一緒にお茶をしただけですね。

 

(ロシア語のコメントを読む)「あなたのご両親は素晴らしい!」

D:ありがとうございます。

僕の両親には感謝したいですね。

僕の誇りです。

こんなに素敵な母と父、祖母、そして勿論、素晴らしい祖父がいることが自慢です。

僕の妹や弟も本当にいい子達です。

聡明な両親のもとに生まれたことに感謝しています。

とにかく、今  僕はもう26歳になったんですけど、両親は毎日のように"人生においてどういう問題にはどう対処すべきか"を僕に教えてくれています。

そして彼らは僕をサポートしてくれています。

たまに 小さい子供に教えるような感じで諭されることもあります。

でも、それって"神様が与えて下さった幸せ"なんだなと思っています。

 

6:31

(ロシア語の質問)「お家にいるお年寄りたちは(あなたのお誕生日を)どう思われています?」

D:彼らはとても喜んでいます。

これには皆さんも貢献されているんですよ。

と言うのも、僕が世界中のリスナーから誕生日を祝ってもらったのを彼らは見ることができたんですからね。

彼らはそれを喜んでいます。もちろんハッピーですよ。

だから、僕もみなさんにすごく感謝しているんです。

7:25

(コメントを見ている)

(英語)音質はどうですか?

 

8:22

(カザフ語の質問)「Dimash、いつ結婚するの?」

D:えっと…言えません(照れ笑い)

だってこれって僕の私生活ですから。

だから、ごめんなさい。

"その時"が来たらわかるでしょう。

人生で起こることは全て神様の思し召しですからね。

(ロシア語の質問)「ライブストリームは誰のアイデア?」

D:最初から僕のアイデアです。

毎年 誕生日は親戚やファンと祝っていますので、(コロナ禍中の)今日も例外にしたくなかったんです。

それに今は世界中が検疫期間中なので"ちょっとオリジナルなやり方"という意味でも、ライブストリームにすれば皆さんとコミュニケーションが取れるんじゃないかと思ったんです。

(Sabinaさんに通訳をお願い)

 

10:16(コメントを見て)
(英語)

質問がすごくたくさんだ。

オーマイゴッド!

 

10:30

(ロシア語の質問)「リハーサルの時に <Over Here(Love‘s not over yet)> を歌っていましたよね」

D:この曲は、フランスの作曲家で僕の友人でもあるFlavienさんの曲だったと思います。

彼は世界的に有名なセリーヌ・ディオンやララ・ファビアンとも仕事をしたことがある方です。

(歌ってみたのは)特に理由はなくて、ただ歌ってみただけで、どうするということはなかったんですよね(笑)

D:他にもたくさんアレンジして収録した曲はありますよ。

でも最終的には何らかの理由でお蔵入りにしたんです。

どうでしょうね、"(お披露目に)もっといい機会"があるのを待っているというか…(笑)

たぶん…そんな感じです。

 

↓ 参考過去ブログ

dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com

 

12:08

(ロシア語の質問)「プロデューサーや音楽レーベルとの契約について」

D:う~ん、僕の創作活動を応援してくれている方々は、中国の番組 <歌手> から僕を知ってくれていて、その時に北京にある “BG Talent(黒金经纪公司)” と契約を結んで、3年以上も仕事をしてきたことはご存じだと思います。

ま、そんなところです。

そうは言っても、創作において、また僕の性格から言っても、僕は今でも自由にやっていますよ。

将来的に別の契約を結んだとしても、やっぱり僕は"やりたいこと"をやっていきます。

そういう事です。

13:19(Sabinaさんの英訳)

S:みなさん契約についてお聞きしていましたが、彼が中国のBG Talentと契約を結んでいることはご存じですが、彼は音楽的には自由に…

D(カザフ語):そう、いろいろな外国のマネージャーやエージェントと仕事はしますけど…

ご心配なく、全てが"なるようになって"いますので。

(Sabinaさんの英訳)

(流れるコメントを見続けるD)

 

15:14

(英語)「お父さんがあなたの素敵な声の大ファンなの」

D:ありがとうございます。

お父様に「ハロー」とお伝えくださいね。

ありがとうございます。

 

(カザフ語の質問)「Dimash、南米へ来る予定はあるの?」

D:勿論です。

将来的な計画に入れていますよ。

南米だけじゃなくて、他の国々でリスナーのみなさんとお会いできることを楽しみにしています。

今起こっているこの深刻なパンデミックが収まったら…

D:「収まったら」何かな?

僕の計画通りに…ね。

パンデミックがおさまったら…神様の思し召しで…コンサートで会えますよ。

そうすれば様々な場面でみなさんとお会いできるようになるでしょう。

(Sabinaさんの英訳中)

 

16:49

(ロシア語の質問)「Dimash、どうやったらあなたみたいに謙虚になれるの?」

D:う~ん、(笑)分からないですねぇ。

自分がそんなに謙虚だなんて思っていないですから…

わかんないなぁ。

普通にやっているだけだからなぁ。(小声でつぶやく)

D:僕の質素な仕事を慕ってくれる方々が僕のことを"アイドル的"に見てくださっているのは知っていますが、実際は僕も皆さんと同じで、普通の26歳の男の子なんですよね。

あぁ、もう “男” ですね、男の子じゃないですね。

ですから失敗や失言もしますし、苛立つ時もありますし、はしゃぐ時もありますし。

基本的に僕はごく普通の人間ですよ。

"できるだけ自然にふるまうよう"心掛けているだけです。

そういったところですかね(笑)

(Sabinaさんの英訳)


S:・・・ですから彼は自然でいようとしているんです。

D:イエース!(笑)

 

(ロシア語の質問)「Dimash、好きな映画はなに?」

D:あ~、僕は、センチメンタルな方じゃないんですけど…

タイタニック> が好きですね。

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D:それは…ん~…

この映画のアイデアがすごくいいと思いました。

この映画の撮影のアプローチの仕方が本当に良かったですよね。

これを撮った有名な映画監督のジェームス・キャメロンさんは、この映画に心底没頭していましたよね。

彼の才能を本当に尊敬していますよ。

この映画で彼は 海洋学者になったようですね。

まずスキューバダイビングを訓練して…そう言えば、彼は11,000 km の世界記録を破ったんじゃなかったかな…。

それにレオナルド・ディカプリオさんがあの役をやって、ケイト・ウィンスレットさんも目を見張る演技をしましたよね。

なんだか僕、評論家みたいに偉そうにしゃべっていますけど、一般の観客としてホントにホントにあの映画に感動したんです。

コンピューター技術がそれほど発達していなかったあの頃なのに、すっごくカッコいいものがありましたよね。

最近になってまたこの映画を観たんですけれど、"ジェームス・キャメロンさんは20年経っても名作だと言えるものを創ったんだ"と思いました。

 

あと、<ターミネーター> も大好きです。

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D:それに、ジャッキー・チェンさんの映画は全部好きです。

僕は小さい頃からジャッキーさんの大ファンでしたからね。

ジャッキーさんは"新しいタイプの アクションコメディー” を創り上げました。

とても素晴らしい方です。

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(Sabinaさんの英訳)

S:ジャッキーさんは新しいスタイルの…ん~…

D:そうね。

(Sabinaさんに英語で)緊張してる?

S:ちょっと…

 

22:39

(ロシア語の質問)「Dimash、アスタナにはいつ来てくれるの?」

D:検疫中だから今はアスタナにいますよ。

それ以前は僕のチームと3年間北京に住んでいましたけど、その頃も アスタナにはよく帰っていました。

僕の友人達や家族、親しい人たちと一緒に過ごすためにね。

それって精神的刺激を与えてもらっている感じです。

エネルギーをたくさん充電して、また新しい仕事、活動にむかえるんです。

カザフスタンにいることは、だから、僕にとっては本当に大切なんですよ。

D:最近 僕は主にアジア、ヨーロッパやアメリカ、ロシアでパフォーマンスをしていますけれど、できるだけカザフスタンのアスタナでも過ごすようにしています。

でも今は(検疫で)丸々2か月、どこの国にも行かないどころか、ほとんど家からも出ていないんですよね…。

あ、外出はしますね…たまに友人と会ったりね…大人数じゃないですよ。

ん~、そんなところです。

D:大事な事なんです、自分にもう一回言いますけど、どこよりも"カザフスタンにいること"が僕にとって本当に大切なんです。

実際は、国外での仕事が多いんですけどね。

そういうわけです。

(Sabinaさんの英訳)

 

25:42
(英語のコメント)「あなたの英語はとても上手よ。一言も漏らさず理解できるもの。

アクセントなんか気にすることないわ。それが良いのよ」

D:(興奮気味に)ありがとうっ!!!(笑)

D:(元に戻って)ありがとうございます。

あの、僕は単純な人間ですけど(笑)僕の英語は前よりは良くなってると思っています。

そうなんです!

2年前は

「僕の名前はDimashです」

くらいしか言えなかったんですよね。

D:上手じゃなかった…良くなかったけど…少しはマシになったでしょ?

ありがとうございます。

 

26:47

(ロシア語の質問)「Dimash、YouTubeでやっているあなたの歌のリアクションのビデオは見てる?」

D:正直に言うと、そういうのも見るようにしていましたけど、僕の中の “完璧主義” が出ちゃって、見ていても満足できないんですよね。

“完璧主義者のDimash(自分)”が、僕自身に言うんです。

「お前がやらかした部分が、もうすぐ(ビデオ)に出てきて、彼(リアクター)がそれに気づくぞ」って。

D:そういうのがあるので、あまりしょっちゅうは見ないようにしているんです。

でも、見ることありますよ。

S:彼もYouTubeでリアクションビデオを見るようにはしています。
…ですね?

D:うん。

(Sabinaさんの英訳)

(皆からのコメントを真剣に見ている)

 

28:40

(ロシア語の質問)「私はボーカルの初心者です。ミュージシャンとして始める者にアドバイスをしてもらえませんか?」

D:う~ん…

僕は良きアドバイザーではないんですけれど…

みんなそれぞれ自分の人生、ストーリーがありますしね。

D:僕からのアドバイスは…

まず、忍耐力ですね。

人生はどんな人にとっても順調な時ばかりではないですから。

でなきゃ、みんなが歌手や俳優とか他の"なりたい職業"に誰でもが就けることになる。

僕から言いたいのは、

"自分の長所を信じて、信じ続けることをやめない"。

ご存じだと思いますが、歌うことは、基本的にはスポーツや数学と同じですから、ずっと訓練、練習の積み重ねなんです。

神様の思し召しで30年、40年とステージに立ち続けるなら、声帯を磨いて常に良い状態に保つために、ずっと訓練を続けなければいけないんです。

だからこれは大変な仕事です。

そういうことです。

「"練習"と"自分"を、信じる。」

そうすればきっとうまくいきますよ。

(Sabinaさんの英訳)

 

31:10

(ロシア語の質問)「どのパフォーマンスが一番緊張しましたか?」

D:いっぱいあります(笑)

正直に言って、ステージに上がる前に緊張しなかったパフォーマンスなんて、なかったですよ。

そんな経験(緊張しなかった)は、なかったと思います。

パフォーマンスをする前はいつも緊張と不安でいっぱいです。

それって普通だと思いますよ。

それは、"責任を負う"という事なので、当たり前ですよね。

"観客の前にただ出て行くだけ"というわけにはいきませんから。

観客の皆さんを大事にするという意味でも、責任を持たなければいけませんよね。

年齢的な事を言えば、(観客には)少女も熟女もいらっしゃるし。

D:というわけで、ステージパフォーマンスの前はいつも緊張しています。

でも、"ものすごく緊張"したと言うなら、

過去では <歌手> での数々のパフォーマンスですよね。

特に最初のパフォーマンス(<S.O.S.>)の時は本当に不安でした。

中国芸能界でのスタートとなるものでしたから。

youtu.be

D:あの番組には、中国で何年も大スターとしてやってこられているアーティストのみなさんが出場されていましたからね。

そして僕だけが当時無名だったので、この千載一遇のチャンスを借りて自分を売り込まなければならなかったんです。

ですから、番組での最初の曲<S.O.S.> を歌う前は、とても不安でした。

でも、それを表には出しませんでしたけれど。

そういうもの(不安や緊張)は見せるべきじゃないですからね。

(Sabinaさんの英訳)

↓ 参考ページ DJFC 公式サイト【歌手2017】

dimashkudaibergenjapan.com

 

34:23

(ロシア語の質問)「どの歌手とデュエットをしたい?」

D:セリーヌ・ディオンさんかな(笑)

ちょっと図々しいかな。

D:でも…セリーヌ・ディオンさんは世界で最も尊敬するスターの一人ですからね。

マイケル・ジャクソンやボチェッリ、パバロッティやジャッキー・チェンのように…デカプリオとか…

彼らは一度だけの挑戦で成功したわけではなく、諦めずに進み、やるべきことをこなして苦労して大スターになった人生なので、とても尊敬しています。

当然、プロである"素養"はとても重要だと思っています。

ですが、まずは今まで知らなかったそのアーティストや(メディアに出ている)その人自身を好きになろうとします。

僕は"その人の人間性"を好きになりたい。

ですから、その人のインタビューなどを沢山見て、その人のことをもっと知ろうとします。

D:<歌手>に出演した後、 世界的なポップスや映画の大スター、"レジェンド"と言われる方々と実際にお会いできる機会ができました。

実際には、その方々も普通の人達だったんですよね。

逆にそれが、彼らがレジェンドと言われる所以だとも思うんです。

神様は全てを見ていらっしゃるし、人々も見ているんですよね。

ジャッキー・チェンさんで言えば…大スター、生きたレジェンドなのに、実際には最も普通でシンプルな方でした。

セリーヌ・ディオンさんは…個人的にお会いしたことはないですが、セリーヌ・ディオンさんとお仕事をした方に伺ったら、彼女も ものすごく普通の女性だったそうです。

あれほどのプロとしてのレベルが高い人ですから、驚きませんでしたね。

そんな人たちに悪い人などいませんよ。

あぁ、でも実際はプロとしては高い水準があっても人間としてはちょっと…という人もいますけどね。

だから(さっき言った、高水準のプロに悪い人はいないということは)保証はできないですけど…。

D:ララ・ファビアンさんは、すごいアーティストですごい歌手ですが、やっぱりとてもシンプルな方でした。

ボチェッリさんなど僕がコンサートなどでご一緒した方々は、本当にシンプルなのが見て取れました。

まだ僕が小さかった頃、アンドレア・ボチェッリさんのクリエイティブな作品が大好きでした。

ずっと"お会いしたい"と思っていたんです。

そして最初にお会いできたのはアジアでした。

僕がボチェッリさんに近づくと、彼の奥様が「アンドレア、Dimashが来たわよ。挨拶したいそうよ」と言って下さったんですけど、僕がご挨拶する前にボチェッリさんが「おぉ、Dimash君か。会えて嬉しいよ」とおっしゃって、とてもあたたかい言葉をかけて下さったんです。

とても嬉しかった。

子供の頃からのアイドルが、僕にあたたかく話しかけて下さったんですよ。

それは僕に翼を与えてくれ、背中を押してくれ、刺激を与えてくれましたね。

D:これは、"人は成功したからと言って、自らを高みにおいてしまう(傲慢になる)ものではない" ということを示していると思います。

そういう方々は、自分をシンプルな人間に保たなければなりません。

歌うこと、演技をすることは、ただの仕事です。

実際の生活では、みんな、人間なんです。

僕たちは、遅かれ早かれステージや人生から離れてしまうことを理解していなければならないのですよ。

だから人は誇りをもって行動するか、もしくは少なくとも"そうなろう"と望まなければいけないと思うんです。

でも、人はみんな間違いを犯すこともありますよね?

D:君はどう思う?
(声:うん)

E:だよね。

 

40:13

D:みなさん、Erlan Bekchurinがここにいるんですよ。

D:(丁重に)ここにお越しいただけませんか?

(Erlanがやって来る)

Erlan Bekchurinさんです。皆さんにご挨拶したいそうですよ。

E:みなさん こんばんは!

D:ホントに有難う、Erlan。

E(カザフ語):誕生日おめでとう!

D(カザフ語):あぁ、ありがとう。

D:どの言語でお答えすればいいか分からなくなってきちゃいましたよ(笑)

さっきまで英語で、次にカザフ語とかロシア語でしゃべってる。

どの方にも残念な想いをさせたくないんですよ、みなさん(がわかるような)の時間にしたいのでね。

カザフの兄弟、国民にはご理解願いますね。

このライブで、カザフ語で話す時間が少ないので、僕もちょっと心配でした。

カザフ人はみんな “おもてなし精神” が強いからですね。

遠い所から、外国からのお客様が来ると、できるだけその方々の言語で話そうとしちゃうんですよね。

僕たち(カザフ人)が、どれだけおもてなしをしようとしているかがわかるでしょ。

ということで、今 検疫中でカザフスタンの家にいる僕としては、お客様の言語で話そうとしているというわけです。

ですから、僕がカザフ語を話すのが少なくても、誤解しないで下さいね(笑)

D:でも、ここでもう一度この機会に、僕のために祈り心配してくれている 尊敬するお母様たち、守ってくれているお父様方、“黒い瞳の姉妹(詩的表現)” 達、兄弟、おじさま方に、心からの感謝をお辞儀と共に捧げます。

僕はほとんどの時間 海外にいますが、アスタナにいる間は基本的に家族と過ごしています。

でも たまには友人達と新鮮な空気を吸いに出かけたり、街を歩いたりしています。

僕を街で見かけた人たちは みなさん僕に挨拶をしてくれます。

ですから、僕にこんなに敬意を表してくれるカザフスタンのみなさんには、何百回でも心からお礼を言います。

皆さんの祝福は僕だけでなく、祖父母もハッピーにしてくれます。

彼らは高齢ですが 子供のように喜んで皆さんの温かいコメントを読んでいますよ。

そして「あの方たちに祝福を!祝福を!」とお祈りしています。

なので、みなさんの応援とご親切に本当に感謝しているんです。

僕の両親や祖父母をハッピーにしてくれて、本当にありがとうございます。

 

43:21

じゃ、またいくつか質問を受けようかな。

(カザフ語の質問)「Dimash、スペイン語で歌う計画はある?南米人はみんなそれを知りたいの」

(英語)

D:まだわかりません、…わからないな。

どうなるかわかりませんけど、多分、やってみるべきかな。

(Sabinaさんの英訳:セリーヌ・ディオンの下りから)

(人はシンプルであるべき と言ったところで)

D:イエス!イエス!

(カザフ語)

(Sabinaさんに)君、まとめるのがめちゃくちゃ上手いよね。

えっと、さっき(ロシア語で)アンドレア・ボチェッリagaの素晴らしいところを話しましたけど、あれはたしか北京でお会いしたんです。

“Asian Culture Carnival(アジア文化カーニバル)” と言われるコンサートで数十万人の観客の前で歌いました。

これは北京の ”鳥の巣” 、オリンピック開会式が行われたところです。

 

Dimash<远方的客人请你留下来>(遠方の客人よ、どうかお残り下さい)

youtu.be

アンドレア・ボチェッリ <Nessun Dorma>(誰も寝てはならぬ)

youtu.be

D:アンドレア・ボチェッリagaは、僕が子供の頃から魅了されていた人物です。

小さい頃から彼の音楽を尊敬していました。

ですから、ご挨拶をしに行ったんです。

D:そうしたら、彼の奥様が

「あら、Dimash、こんにちは。お元気?お会いできてうれしいわ」

と、声をかけて下さったんです。

カザフ語で、ですよ!

・・・冗談ですけど(笑)

あの…勿論英語でお話しされました。

D:そして、アンドレアagaも、すぐに

「おぉ、Dimash君!

元気か?会えて嬉しいよ! イタリアにいる時にテレビだか、ネットだかで初めて君の声を聴いたよ。良かったよ!

このまま頑張って!続けるんだよ!

一生懸命に頑張るんだよ。君を認めているよ」

って言って下さったんです。

その言葉で、うん、心臓がバクバクして…。

 

(映像が途切れて次の場面へ)

(コメントを眺め続けるD)

48:05
(カザフ語の質問)「<Akkuym> の背景を教えて」

D:あぁ、<Akkuym> は…ず~っと前のことだからなぁ…。

D:作詞はOral Baysengir agaで、Aimurat Mazhikbaev agaの作曲です。

彼らは僕のAgatayの友人…つまり僕の父のね。

長老(祖父母)に育てられると、こういうね…。

D:彼らは父のとても親しい友人で、仲の良い幼馴染だったんです。

今でも連絡を取り合っていますし、良い友人です。

この曲は、彼らが二十歳くらいの時に創った曲です。

Oral agaが素敵な歌詞を書いて、Aimurat agaが素晴らしいメロディーを書かれたんです。

子供の頃から、僕はこの曲が大好きでした。

↓ 参考過去ブログ

dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com

(Sabinaさんの英訳)

(SabinaさんがDにこっそり「名前はなんでしたっけ」と聞いたのでDが作詞作曲者の名前を再度言っている)

 

49:39
(ロシア語の質問)「一番変わったDearsからのプレゼントは何?」

D:あ~、わからないなぁ。

皆さんからいただいた全てのものは、僕にとっては"すごいプレゼント"なんですよ。

おわかりですか?

それはすっごい嬉しいことなんですよ。

みなさんとお会いするたびに僕の気持ちはアガるんですよ。

そういうことです。

すっごく愛してますよ。

(Sabinaさんの英訳)

 

50:41
(ロシア語の質問)「今後の計画は?」

D:そうですね…

D:この検疫が収束したら、最初にやることは、

まず “Arnau” ワールドツアーを完了させること。

こういう状況で(ツアーを)中断せざるを得なかったのでね。

検疫が収束した後に計画していた全てのコンサートをやりたいし、新たに開催国も増やすつもりです。

なので、いろんな国のスポンサーと相談する予定です。

そして"高いレベルでやるにはどういう事が必要か"を見極めたいですね。

そうですね…あの…たぶん、ある国では1回以上のフルコンサートができるかもしれませんね。

そんなこともあるでしょう。

ロシアのクレムリンで2回 公演したようにね。

D:夢、夢ですね…現実を見ると、ある意味Dimashは全てがシンプルだと思えることばかりで、人生では幸運ですね。

実際、ね、僕はホントに幸運です。

でもそれと同時に、大きなことを決める時には、長い時間をかけて独自のアプローチの仕方を考える必要があります。

コンサートの組織、プロモーションや、創作活動を一緒にやっていくチームとか、アジア諸国や旧ソ連諸国、ヨーロッパ、アメリカでの宣伝とか。

僕たちはそういうこと全てを休みなくやっています。

エネルギーとその可能性がある限り、僕は良い結果を得たいですから。

たぶん 野望が大きいかもしれませんけど、これが根本的な夢なんですよね。

みんな"子供の頃から抱いていた夢を実現させたい"と思っていますよね。

子供の頃からの夢を叶えさせて頂いたアラーに、僕は感謝しています。

今 僕の人生に本当に近しい友人ができたことを、創造の神アラーに心から感謝しています。

D:僕ももう26歳になったんですが、両親はいまだに僕を導いてくれます。(笑)

両親は人生において"何をどうすべきか"をアドバイスしてくれています。

問題にぶち当たった時は、どうやってそれを解決するかを教えてくれます。

勿論、僕自身にも考えはありますよ。

でも両親はもっと人生経験がありますからね。

 

54:19
D:Erlanが、僕が"もう55分も話している"って言っていますね。

でも大丈夫。やっとエンジンがかかって来たところだしね(笑)

D:祖父と祖母にも感謝しているんです。

これは言っておかないといけないですね。

僕の祖母は1999年、僕が5歳の頃、足が悪いのに…今でも悪いんですけど…足に障がいがあって…それなのに僕を毎日学校まで送り迎えしてくれました。

学校っていうのは音楽学校のことです。

僕は先生たちに恵まれ、両親に恵まれ、友人にも恵まれ、皆さん(のようなファン)にも恵まれています。

天から授かったものを活かすチャンスに恵まれたと思います。

全てのことが順調に行っています。

全てのことが一気に進んでいます。

検疫の期間中は、僕のキャリアでやってきた全てのことを分析するいい機会になりました。

今それを考えると、僕が今手にしているもの・状況には満足しています。

これからもっと成功できるよう一生懸命頑張るつもりです。

D:子供の頃からの夢だった "僕たちの出会い"について、もう一度言っておきたいんです。

すごくみなさんに会いたいですよ。

多くの人から「Dimash、あなたまだ26歳なのに、どうしてそんなに哲学的な事とか、道徳的なことについて語るの?」と聞かれるんですけど…(笑)、別に僕が頭がいいとか思っていたり、他の理由があったりとかではないんですよね。

僕は"ただそうしたいだけ"なんです。

どんな人でも何か理由をつけたり、人生の優先順位を付けたいものですよね。

物の価値が何よりも大事という人もいれば、道徳的な価値が大事という人もいる。

だから何を自分が望むのかを考えなければいけないですよね。

そういう選択については、僕は両親のアドバイスを受けました。

僕は道徳的な価値を選び 学びましたし、今でも学んでいます。

D:人生は学び続けるものですからね。

僕は、正直に生きようと思っています。

僕をアイドル的に見ていらっしゃる方々から(笑)「Dimash、あなたは素晴らしいわ!シンプルよ!」って言われる前にお答えしたかったんです。

この機会に、みなさんには"僕には欠点もある"ことを知っておいてもらいたい。

欠点、ありますよ。

だって僕はもっとも普通の男、ふつぅ~の人間ですからね。

僕はそんなに素晴らしい性格ではありませんよ。

他の人達と同じことをやっているだけです。

もちろん、道徳的な考えを貫こうとはしていますけどね。

僕の気性は…僕の機嫌が悪くなるのは大体"仕事の時"です。(笑)

普段は基本的に優しいんですけどね(笑)

そんなところかな。

 

58:46
D:"人生では ずっと同じことの繰り返しなんてない"と覚えておくのが最も大事ですね。

遅かれ早かれ(キャリアは)終わるんです。

もちろん、あと数年…あと数十年は歌っていたいですけど。

でも、僕たちの運命は神様に委ねられているから…そういうものなんです。

ですから、この機会にみなさんに愛を分けたいです。

もし僕が誰かをハッピーにしてあげられたのなら、もう一度そういうことをやろうとするでしょうね。

僕が頑張っているクリエイティブな仕事を応援して下さっているみなさんには、大いに感謝です。

皆さんが僕や僕の家族を愛して下さって…こういうことを僕はず~っと望んでいたんです。

小さい頃から、今でも、ずっと僕が夢見て来たことなので、みなさんには本当に感謝しています。

 

1:00:20
(コメントを見て微笑む)

D:僕の26年目が始まってから、僕ぐっと"大人っぽく"話してるでしょ。

そんな感じでね。

(Sabinaさんの英訳)
(Sabinaさんが “みなさんが僕をアイドル視、完璧だっておっしゃるけれど、間違いもします” と言ったところで)

D:僕は完璧だぁ!

(笑)(英語)みなさん、冗談ですよぉ!(照れ笑)

(Sabinaさん、英訳続ける)

(“みなさんの僕と家族への愛をありがとう” と言ったところで大きく肯く)

(カザフ語)
D:(Sabinaさんに)君は本当に上手にまとめるよね、すごい!

 

1:03:28

(ロシア語の質問)「中国にはいつ戻ってくるの?」

D:今はまだ分からないですね。

検疫中だし、カザフスタンはまだ国際線の運航が再開されていないんです。

そういうことです。

 

(カザフ語の質問)「Dimash、韓国にはいつ来てくれます?」

D:韓国でパフォーマンスをしたことありますよ。

将来的には ソロコンサートで韓国にも行くことを計画はしています。

韓国にはプロデューサーの友人や歌手の友達もいて、今でも連絡を取り合っていますしね。

上手くいけば実現するでしょう。

 

1:04:33

(ロシア語のコメント)「Dimash、あなたは素晴らしい人だわ。

終わりなんてこないわよ。私達は永遠に一緒だからね」

D:ありがとう!

(Sabinaさんの英訳)

(コメントを見続けるD)

 

(ロシア語の質問)「映画の出演はある?」

D:あぁ~、

どうかなぁ。

D:そういうオファーは、あるんです。

ジャッキー・チェンさんとかハリウッドスターとも仕事経験のあるプロデューサー達から、オファーを頂きました。

でもその時は、そういう分野(違う業種)で急には(仕事は)できないので、お断りしました。

そんな感じです。

でも、大学で学んだオペラ歌手は演技の教育も受けるんです。

僕も学校でジャズのクラスを取っていた時には、演技の基礎をずっと受けていました。

でも、僕もまだわからないですね…何とも言えないです。

将来のことは、わかりませんからね。

 

1:07:10

この機会に、今日は見てくれているみなさんに、心からお礼を言いたいです。

(英語)

今日 僕の話を聞いてくれているファンのみなさんに、"とても感謝してる"とお伝えしたいと思います。

 

(カザフ語の質問)「Abai(カザフの詩人、作曲家、哲学者)の曲を自分のアルバムに入れることはある?」

D:Abaiの曲を僕のアルバムに入れるかって?

それは、あり得ますね。

それも様子を見ましょうね。

D:僕は迷信を信じるタイプなので、自分の計画を口にするのがちょっと怖いんですよね。

多くのことは、あまり口外しないようにしているんです。

もしこれから出るアルバムで"そういう事"があっても、驚かないで下さいね。

 

D:心から皆さんにお礼を言いたいと思います。

これは、僕の皆さんとの初めてのライブストリームでした。

普段"ライブ"と言えば、テレビとかでステージに立って、歌ったらすぐにステージを離れてしまいますけど、今日は長いこと皆さんとお話しする機会が持てました。

D:僕の誕生日の、良いプレゼントになりました。

少しでもみなさんを楽しませることが出来たならいいなと思っています。

D:祖国が順調で国民が平和でありますように!

両親、妹弟が健康でありますように!

世界がまとまり、平和で友好的でありますように!

また次の機会にお会いしましょう!

お元気で!みなさんを心から愛しています。

将来、検疫期間が終わったら、国外の僕のコンサートでお会いしましょう。

その後は、カザフスタンの僕のコンサートでもお会いしましょう!

またお会いできる日まで。

ご多幸を!

 

↓ 公式動画 約1時間10分9秒

"ディマシュ・クダイベルゲンによる生放送"

Прямая трансляция пользователя Димаш Кудайберген

youtu.be

 

★★★

新曲をどうぞお聴きください。

"Requiem:The Story of One Sky"

DimashAli Director - Kanat Aitbayev
Music -  Dimash Qudaibergen
Lyrics - Liliya Vinogradova
Directed by - Alina Veripia

※設定で字幕をオンにし、言語の中から日本語を選択してください。

youtu.be

↓ デジタルリリース情報はこちら

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★★★

2021年11月28日

TOKYO JAZZ 20thにオンライン出演したディマシュの、

日本語"行かないで"のパフォーマンスを是非ご視聴ください。

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