本記事は、公式 ディマシュ ジャパン ファンクラブ会員Aさんによる、カザフ刺繍についての寄稿文です。
以下 Aさん寄稿文
私はもともと、民族調のものが大好きでした。
ファッションにエスニックな民族調テイストを効かせたり、使う雑貨や家のインテリアにも、そういうものを多くとり入れていました。
ですから、Dimashに出会って沼に落ちてからというもの、
カザフスタンの民族調グッズやアレコレに心惹かれたのは、当然のこと💕
また、私はハンドクラフトも大好きで、普段から時間があれば何かしら作っています。
Dimashを知ってからというもの、カザフ風のあみぐるみ人形を作ったりして楽しんでいました。
ディマシュの民族調ステージ衣装などは垂涎もので、衣装制作についての過去ブログ記事を何度読み直したことか。
dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com
そうそう、読ませて頂いたアルマトイコンサート参戦記の
民俗村ユルト内部も、最高でしたー!
dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com
さて、そんな私が
伝統的なカザフ刺繍の体験ワークショップが2月に開催されることを知りました。
行かないと言う選択肢は、
ない。
【体験してみたい】どころか、
内心は
【絶対に習得するぞ―】
って気合いで鼻息荒く参加しましたw
が、Mさん寄稿記事の通り、
初めてのカザフ刺繍は思ったよりもうんと手ごわく、一切コツを掴めず、時間内にワンポイントも完成せず😂
↓【会員寄稿】カザフ刺繍 体験記【ワークショップ】
dimashjapanfanclubofficial.hatenablog.com
でも、
思っていた通り、
カザフ刺繍の雰囲気や遊牧民的なモチーフ、作り方や道具に至るまで、
私の
どストライク。
もちろん、
根っこには
Dimashからのカザフスタンへの思いが確かにアリマス🔥
このワークショップ後、
ひとりで猛練習の日々を過ごしました。
最初は、ワークショップで購入した専用針以外は、手持ちの材料で練習していました。
枠は100均の小さい小さいフォトフレームで代用。
図案も、かなり適当でした(;^_^A
これではいかん!
と、
まずは、
注文した先生の本ゲット!
本の図案で練習するようしました。
廣田千恵子&カブディル・アイナグル共著『中央アジア・遊牧民の手仕事 カザフ刺繍』#誠文堂新光社
— 廣田千恵子 (@Chieko_Hirota) August 13, 2019
無事に発売されました。amazon・書店でお求めいただけます。カザフ刺繍のプロセス写真&図案付き。図案は全てアイナグルさん作のこの本だけのオリジナル。ぜひご覧下さい。#カザフ刺繍#手芸 pic.twitter.com/DpjQ1lHP65
糸は、この時はまだ普通のレース糸を使用していました。
枠は色紙用サイズのフレームにサイズアップしたものの、
ああでも、まだまだ
枠は小さすぎる、
糸は太すぎて
やりにくい~!😭
そこで、
違う会場のワークショップに行った沼友達に教えて貰って、
専用糸を購入しました。
すると、
一気にカラフル!
糸も滑らか~!
↑ これらは、
チャームに仕上げてみました。
今年の京都オフ会の折に皆さんに差し上げたら、とても喜んで頂けました。
次は、
大き目の図案を刺したくなり、
45㎝角の木枠を自作しました。
図案を写し、布を張るまでがけっこう手間なので、45㎝各の枠(布30㎝強)に下絵を目一杯に何点も描いてから刺しています。
布を挟んでいるけれど、普通のかぎ針編みと同じ感覚だと気付いたことで、一気にやりやすくなりました。
5㎝各のもので20分、20㎝各のもので5~6時間くらいの製作時間で作れるようになりました。
作っている時は無心w
その時間が好きです。
難しいのは、シンメトリーな図案。
下絵からすべて手作業なので、どうしても同じにはなりません😭
達人のようなクオリティ&スピードには程遠いんですが、
少しはコツがつかめたような…
今は、まだ、先生の本を順番に、図案を並べたり組み合わせたりしながらの"練習"です。
色も、本場の物を参考に、
出来るだけ"カザフ刺繍っぽさ"を目指しています。
本の図案を一通り試して、
出来た刺繍は、
今は
手縫いできる布小物などにしています。
ポットマットやコースターやポーチやポシェット、インテリアにクッションカバーやタペストリー。
小物から大物まで、何に仕上げるか思案中の時が楽しいんですが、
ミシンが大の苦手の私。
"使える何か"に誰か仕上げて欲しいですー😭
そうそう、
カザフ刺繍の伝統の図案(装飾模様)には、それぞれ意味があります。
・「ヒツジの角」の模様は遊牧民にとって豊かさの象徴。
・縁に使う「まだらな虫」は万物の二面性を示すストライプ模様。
・「麦の頭」は重要な食材である小麦。
・「鳥のくちばしのような角」の鳥はイヌワシ。
などなど。
遊牧民の生活に根付いた、興味深いものですね。
さて、
こうやって、
ドはまりしたカザフ刺繍ですが、まだまだ"作品作り"とは言えず、今は、"上達するまで練習している"感じです。
もっともっと上手になったら、
図案から考えたオリジナル作品が作れるようになりたいです💕
◆◆◆
以上、公式 ディマシュ ジャパン ファンクラブ会員Aさんの寄稿でした。
みるみる上達していく様子が素晴らしいですね。
また素敵な作品をお待ちしています。
★★★